スイセンはいつも花が咲いてから存在を思い出す
2年前、職場の植え込みに水仙の小さな球根を植えつけました。我が家のベランダで植木鉢に植わっていたスイセンを掘り上げたときに出た小さな球根を捨てるのも忍びなく、大家さんのお許しをもらって事務所前の植栽の端っこに埋めておきました。
昨年は葉っぱが派手に伸びただけで花が咲かず、そのまま花の季節が終わり。
今年は花の香りで開花に気が付きました。
紅葉したヒイラギナンテンの下でひっそりと咲いています。
スイセンは気軽に育てられる
庭植えで育てる場合は、日当たり、水はけ、風通しのよい場所で、水はけのよい砂質土を好みます。事務所前の植栽は外階段があるため、半日陰で水はけは良すぎるくらいの場所です。
夏の直射日光は当たらないので、葉が日焼けすることはありません。
よっぽどでない限り、植え付けてから2~3年はそのままでも花を咲かせてくれます。
咲いている株のとなりでツボミの状態のスイセンを発見。
ちょっと暗めの場所ですが、白い花を咲かせています。
来年も咲いてくれると嬉しいので、今のうちに株の周りに化成肥料をパラパラと撒いておきました。
葉っぱを残す?残さない?
花が終わったら、会社の人にバッサリと葉っぱを切られてしまわないように束ねて隠すようによけておきます。葉っぱだけになると見た目が悪くなるので、切りたい衝動に駆られますが、球根を育てるためにも葉を残しておくことが大事。
とはいえ、通勤途中にあるお宅の道路に面した植え込みで毎年スイセンの葉っぱが潔く切り取られているにもかかわらず次の年にはきれいに咲いているという不思議な光景を見かけます。
そんな光景を見ると、葉っぱを切ってもいいのかなぁ?と考えたり……。
あまり手入れできない環境なので、葉を残す派でやってます。
線路脇で群生している水仙も見事に咲いていますよね。
メンテナンスが割と簡単で、気軽に美しい花を咲かせられるワクワクを体験できるので、球根植物の中でも特にお気に入りです。
水仙は、一輪だけ花器に活けても様になる万能選手。
何かと忙しくなる年度末、ちょっと肩の力を抜く瞬間を取りたいもの。
仕事の合間に活けてある花が目に入ると深呼吸するように心がけています。
植物の存在は私にとって、大切な癒しアイテムです。
もうしばらく、スイセンの花と香りに癒されたいと思います。
今日もすみっこ園芸やってます。
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