「万年青」と書いて「おもと」と読む古典園芸植物
オモトは「古典園芸植物」だとか「愛好会があって敷居が高い」などのイメージがあります。「引っ越しオモト」といってお引っ越しの際の縁起物として贈り物にもなっているようですね。
祖父が育てていたオモトが実家でヨレヨレの状態で生き延びていたので、譲ってもらったついでに植え替えをしました。
葉っぱが少なく、かなり弱っている様子。
色もあせて、少し黄色く枯れこんできています。
もっときれいな縞模様があったような記憶があるんですが……外側に白い縞模様があるだけになっています。
鹿沼土だけで植えていますね。
土の表面に少しコケが生えています。
株元にはクモの巣が……カビかな?
葉っぱにはカイガラムシもついています。
茎…イモの部分はスカスカのようです。
この状態でも枯れていないことがすごい。
オモトって、意外とたくましい。高級な品種は別として、オモトはほったらかしでも育っている印象があります。
むかし、近所のおじいちゃん達がオモト自慢をしていたようないなかったような……。
庭先に一鉢や二鉢ありましたよね?
あとは、和風なお庭があるおうちの庭石の下草扱いとか……。
それでは、オモトを植え替えます。
植木鉢から抜いて、根っこをそっと水洗いしました。
葉っぱについているカイガラムシも一緒に洗い流しました。
根腐れが進んでいて、残った根っこはわずかです。
こんな状態でも持ち直してくれるんでしょうか?
全部で4つの株に分かれました。
右端の株にはかろうじて芋が残っています。
全体的に根っこが少ないな……。
小さめの植木鉢に鹿沼土で植え付け
園芸が趣味ですが、愛好家まではいかないので、手持ちの小さめで渋可愛い植木鉢に植え付けます。
最初に植わっていたのと同じ、鹿沼土だけを使用。
最初に植わっていたのと同じ、鹿沼土だけを使用。
こんな感じで……。
この画像では、まだカイガラムシが残っていますね。
あとできっちりふき取りました。
しばらくはカイガラムシが発生しやすいと思うので、見つけたらせっせと虫取りの予定。
肥料は…植え付けたすぐなので、やめました。
これからの季節、明るい室内での管理で様子を見ます。
無事に冬を越して、春に新芽が出てくるのを楽しみに待っています。
今日もすみっこ園芸やってます。
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