猫手シノブ(石化シノブ)の葉っぱが新しい葉に入れ替わりました

2019年10月16日

園芸 石化シノブ

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石化シノブ(猫の手シノブ)ってかっこいいですよね?

3年程前に、自宅から車で20分くらいの場所にある、
道の駅で「猫の手シノブ」を購入しました。

最近はあまり行っていませんが、植木のコーナーに、珍しいランや鉢植えがひっそりと置いてあることがある穴場的な場所です。


ラベルには、育てた方の手書きで「石化シノブ」とエンピツで書いてありましたが、同じものだと信じて育てています。
ふわふわした毛の生えた茎の先が、猫の手のように広がって、何段にも重なり合い、なんともいえない風情があります。
豪華に咲き誇る花もワクワクしますが、「侘び寂び」を感じる葉物にいつも心惹かれます。

シダなので、「かっこいい」し、「たくましい」

栽培環境は、東側に面したベランダで、エアコンの室外機の横です。

室外機のおかげで、真夏でも午前中の直射日光は当たりません。
水やりは1日1回、思いついたとき(真夏は朝と夜に水やりしています)
肥料はゼロです。
購入してから一度も植え替えしていません。
かなり、厳しめの栽培環境です。
それでも、たくましく育ってくれています。

毎年、お盆過ぎに古い葉が黄色くなり、そのあと、だんだんと茶色くなって落ちていきます。
真夏の暑さを乗り越えたあと、ひなびた色の古い葉っぱの間に、入れ替わるように、ぽつぽつと新しい葉が顔をのぞかせてきます。
つやのある黄緑色の柔らかい新芽はあっという間に葉を広げていきました。
現在(10月の中頃)は、少し小さめですが、まるで何事もなかったかのように青々とした姿を見せています。

石化シノブ


鉢からあふれていた小さな茎をひとつ折り、雑貨屋さんで買ったままにしていた緑色のガラス瓶に入れて、水栽培にしてみました。
茎を手前に向けると葉っぱが向こうを向いてしまう…これも個性…。
ほんの少しですが、水の中に根っこが伸びてきました。

石化シノブとガラス瓶


渋い趣味の植物ですが、洋風の器に飾ると、違和感なく、すっきり収まってくれます。

花が少ない季節でもきれいなグリーンを楽しむことができる、ありがたい存在です。

「かっこいい」けど「シダ植物」ですよ~

シダ植物を室内で育てるデメリットとしては、胞子が床に落ちることでしょうか?
こまめに、さっと拭けばいいのですが、落ちるのが気になってしまうときは、胞子嚢が付いた鉢だけ、しばらく外に出しておくことをオススメします。
以前、胞子の季節に私が気がついた時は、葉っぱの大きさに合わせたように、丸く円を描いて、床が薄く黄色い粉をふりまいたようになっていました。

植物のことを考えれば、その植物にとって、光と風が調和した場所にあることが一番なので、飾りっぱなしにならないように心がけています。

休みの日には、植木鉢やガラス瓶を手に、室内とベランダをウロウロ。


今日もすみっこ園芸やってます。



自己紹介

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園芸が好きです。豪華な花も好きですが、もっぱら観葉植物を育てています。
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