アジアンタムの植え替えをしました。
知らない人はすくないといえる、観葉植物のアジアンタム。
ラタン製のコンパクトなバスケットに入れると、
アジアンリゾートな雰囲気をかもし出すのに最適なアイテムですね。
大くなった株を渋い鉢カバーなどに入れて飾れば、とても豪華。
アジアンタムをさりげなく、すてきに飾っている人は、ハートにも余裕がある感じがします。
・アジアンタムってどんな植物?
図鑑的な基本情報として↓↓↓
学名:Adiantum
科名:イノモトソウ科
属名:ホウライシダ属(アジアンタム属)
原産地:世界の温帯から熱帯(守備範囲が広い)
性質:常緑性、そんなに日が当たらなくても育つ。寒さには弱く、暑さに強い。
(和名の「ホウライシダ」は、個人的に、名前のひびきがかっこいいと思う。)
・職場のアジアンタムは着実に増殖(野生化)しつつある
昨年の春にざっくりと株分けしてから、すでに1年が経過。
新芽が増えるのをたのしくながめていましたが、
水やりついでに見てみると、株が鉢のフチまで育っており、
新芽の伸びる余裕がほとんどありません。
昼からは、お仕事が空いたので、ここぞとばかりに、植え替え(鉢増し)を実施。
移植ごてを手に、すみっこで園芸作業を開始。
根が鉢いっぱいまでまわって、固くなってしまい、なかなか抜けません。
よくよく見てみると、となりに置いてある、別の小さな鉢に
胞子からふえたとみられる、高さ1センチほどの小さな苗ができていました。
置いてある環境がピッタリなんでしょうね。
地植えにしても、この近辺であれば枯れないはずですが、
そのうち、地植えにして検証するのも面白そうです。
ここで、恒例の「根っこ観察」。
アジアンタムの根っこの色って、濃いあめ色(かなり黒に近い色)をしています。一般的な「白い根っこ」とかけはなれた見た目ですが、
根っこが腐っているわけではないんです。
移植ゴテでアジアンタムを鉢からはがそうとして、
しっかりとはりついた根っこの強さに負け、
何度か手を滑らせてしまい、あやうく植木鉢を割るところでした。
結局、元の植木鉢は、少しキズがきましたが、割れずにすみました。
元の植木鉢は、キズがついたおかげで、少し古びた、趣のある植木鉢になりました。
この鉢に、今度は何を植え付けましょうか。
しばらく、植木鉢とにらめっこして考えることにします。
新しい植木鉢で定位置にもどったアジアンタム。
今年はどれくらい大きく育ってくれるか楽しみです。
今日もすみっこ園芸やってます。
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